庭の木槿樹(和製ハイビスカス)が満開。
毎年、こんなに開花するかと言えば、そうでもなく、その年の周期がある。
春夏秋冬、木々にも、良い年と悪い年があり、それを「年回り」と言う。
人間に置き換えるならば、春(幼年期)、夏(青年期)、秋(壮年期)、冬(老年期)。
仮に、一つの季節を20年とするならば、春1歳~20歳、好奇心旺盛、元気いっぱいの頃。
夏21歳~40歳、色々な事を身に付け、社会への挑戦(就職、結婚、子育て)、
秋41歳~60歳、世の中のしがらみや、良いも悪いも、自分の重い通りにいかない、を知る頃。
冬61歳~80歳、体にガタを覚え、色々な所が痛くなり、老いの悲しさを知る頃。
春夏秋冬、4×20年=80年、おおよそ、人の一生(現代)。
江戸、明治の頃は、15歳で元服、4×15年=60年。
平均寿命も、40年位、60年も生きられたから、めでたい、還暦を祝う。
木槿樹を鑑賞していて、枝、葉、つぼみ、花、一つ一つが重なって開花、私自身も冬の時代に入り、人生を振り返り、一番大切な季節を問われるなら、秋。ここを間違えると、取り返しがつかない?
人生は時間で出来ていると言うけど、一方通行、過ぎ去った時間は後戻りできない。
時は早い。
人生は、ボヤ~っとしているほど長くない。
時を大切に
MAHALO